【インタビュー動画続編】埼玉で介護福祉士試験に合格したミャンマー人2名のインタビュー

2023年04月25日

ミャンマー・ユニティが送り出した技能実習出身者の中で、埼玉で介護福祉士試験に合格したミャンマー人2名のインタビューをお知らせいたします。
日本人の東大合格に匹敵すると言われる超難関に挑戦し、見事栄冠を手にした2名の努力に対し、心から敬服するとともに、お祝い申し上げます。
また、介護福祉士試験合格に向けて、日本語教育や実務者研修の支援をいただきました介護施設の方々にも深く御礼申し上げます。

介護福祉士を目指すミャンマー人の方々、高い目標ではありますが、目指す価値のある目標です。
ぜひ引き続き頑張っていただきたいと思います。

【埼玉で介護福祉士試験に合格したPa Pa Khaingさんのインタビュー】


①介護福祉士に合格しての感想
自分でも1回で合格するとは思ってなかったので、合格した時はすごく嬉しかったです。

②どのように勉強したか?
仕事をしていたので、休みの日しか勉強ができなくて大変でしたが、朝9時から夕方4時5時くらいまで真面目に勉強しました。
会社の目上の方も勉強について色々教えてくれるので、休みの日も会社に行って勉強していました。
去年の9月から今年の1月まで約5ヶ月間勉強して、実務者研修は去年の11月から12月に週1回行いました。

③勉強の中でどういうことが1番難しいか?
社会の理解、発達と老化の理解、障害の理解などの医療的なことが1番難しかったです。
社会の理解の中では、法律のことも出てくるので勉強しても意味が分からなかったり、漢字が読めないことが多かったです。
その時は、スマホで検索したり会社の目上の方に色々教えてもらったりしていました。

④介護福祉士を合格して、今後どのように仕事をしていきたいか?
介護福祉士に合格しても分からないことはいっぱいあるので、これからも勉強しながら良い介護士になれるように頑張りたいと思います。

⑤介護の仕事がなぜ好きか?
仕事の中で、利用者さんに何かをしてあげた時、利用者さんから感謝の言葉や笑顔が見れるのが好きです。
「あなたがいて良かった」「いつもお世話してくれてありがとう」などの言葉を聞くと、やりがいを感じます。

⑥今後介護福祉士をめざす後輩へのアドバイス
目的を持って、やる気があればどんなことでもできると思います。なので、みなさん自分の目的とやる気を持ってください。
また、試験を受ける方は過去問をいっぱいやってください。過去問をいっぱいやっておくと試験の練習にもなるので、私は参考書1冊やりました。

⑦日本で国家試験に合格することは簡単なことではないが、それを見事に合格し、さらに日本の社会に貢献してほしい。意気込みがあれば教えてください。

今まで学んだ経験と知識を重ねて、良い介護士になれるように頑張りたいです。

【埼玉で介護福祉士試験に合格したSan Myint Mawさんのインタビュー】


①介護福祉士に合格しての感想
試験を受けた時はすごく難しかったですが、合格できて良かったと思います。
また嬉しいですが、まだ勉強することがいっぱいあると思っています。

②どのように勉強したか?
仕事があるので毎日2時間3時間勉強することはできなかったですが、少しずつ勉強していました。
分からないことがあれば、先輩に聞いたり、日本語に関しては利用者さんに聞いたりして勉強しました。
去年の9月から約5ヶ月間勉強して、実務者研修は10月から12月で週1回行いました。

③勉強の中でどういうことが1番難しいか?
日本の法律、介護過程、保険が難しかったです。
特に保険はミャンマーではあまりないので覚えることが難しかったです。

④介護福祉士を合格して、今後どのように仕事をしていきたいか?
介護福祉士として学んだことを仕事の中で生かしながら、介護の指導者になれるように頑張っていきたいと思います。

⑤介護の仕事がなぜ好きか?
面白い仕事だと思います。モノではなく人間が人間を支える仕事で、他人の気持ちを考えなければいけない仕事なので選びました。

⑥今後介護福祉士をめざす後輩へのアドバイス
自分がやりたいと思ったことであれば、諦めずに前を向いて少しずつ頑張ればできると思います。
介護福祉士の勉強だけでなく、介護の基本的なことをしっかり理解して実践しながら勉強すれば合格できると思います。

⑦日本で国家試験に合格することは簡単なことではないが、それを見事に合格し、さらに日本の社会に貢献してほしい。意気込みがあれば教えてください。

これから日本で介護福祉士として5年間働いて、終わったらミャンマーへ帰って介護の学校を作ります。
日本で学んだ介護の知識をミャンマーの人たちに教えながら、ミャンマーの高齢者を支えていきたいと思います。

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