ミャンマー・ヤンゴンで特定技能のビルクリーニング業技能測定試験が12月7日と8日に実施されます

2019年10月30日

全国ビルメンテナンス協会が、特定技能のビルクリーニング業技能測定試験を、ミャンマー最大都市ヤンゴンで2019年12月7日と8日に実施すると発表しました。

ビルクリーニング業技能測定試験は、日本国内のホテル・スーパーマーケット・オフィスなどで清掃に従事する人材の試験です。筆記と実技があり、それぞれ床やガラス、洋式トイレ便器の清掃についての能力が問われます。

試験の概要は、以下の通りです。

受験受付日時 10月30日~11月8日
※200人に達した時点で締切
受験料 30,000チャット(約2,090円)
合否発表日 12月21日

8月にミャンマー労働・移民・人口省は、日本の新たな在留資格「特定技能」の申請受付を開始すると発表していました。ミャンマーでは、特定技能対象14業種のうち「宿泊」が10月27日に先行して実施され、今回の「ビルクリーニング」は2番目の開催となります。また2020年には外食分野の試験実施が計画されているほか、介護分野でも政府当局との調整が進んでいます。

海外でのビルクリーニング分野での試験はミャンマーが初めてです。なお、日本国内でのビルクリーニング分野の特定技能試験は、11~12月にかけて東京など8会場で実施され、700人が受験する予定になっています。

参考情報
二国間の協力覚書(MOC)により、特定技能の在留資格を取得したミャンマー人は最長で5年間日本に滞在できます。 特定技能1号「宿泊」で日本に入国するためには、①ビルクリーニング技能評価試験、②国際交流基金の日本語基礎テストの合格、または日本語能力試験「N4」以上の取得の2つの試験合格が求められます。

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